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第42回日本アカデミー賞、最優秀作品賞は『万引き家族』!8冠達成!(ぴあ映画生活)

(公開: 2019年03月10日)




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出典元: 第42回日本アカデミー賞授賞式

第42回日本アカデミー賞授賞式が3月1日、グランドプリンスホテル新高輪にて行われ、是枝裕和監督の『万引き家族』が、最優秀作品賞、最優秀主演女優賞(安藤サクラ)、最優秀助演女優賞(樹木希林さん)を含む8冠を獲得した。是枝監督は「撮影から1年、作品と一緒に長い旅を続けてきましたが、良いラストを迎えることができました」と笑顔を見せていた。

『万引き家族』は、第71回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で最高賞となるパルムドール受賞をはじめ、第91回アカデミー賞の外国語映画賞にノミネートされるなど、国内外で非常に高い評価を得たが、日本アカデミー賞でも栄冠を勝ち取った。松崎薫プロデューサーは、1年前の撮影を振り返り「(昨年9月に他界した)樹木希林さんから『寒くて汚い現場は嫌だ』と言われていましたが、嬉しい報告ができました」と語ると松岡茉優は歓喜の涙を流していた。

2018年の日本映画界に大きな衝撃を与えた東映ヤクザ映画復活の狼煙を上げた白石和彌監督の『孤狼の血』は、役所広司が最優秀主演男優賞、松坂桃李が最優秀助演男優賞を受賞したのをはじめ4冠を達成。役所は3度目の最優秀主演男優賞となったが「まさか、びっくりしました」と自身にとっては意外だったことを明かすと、松坂は「自分の財産になるような作品でした」と感無量な表情を浮かべていた。

また、製作費300万円という低予算ながら、31億円を超える特大ヒットを記録した『カメラを止めるな!』は話題賞と最優秀編集賞を受賞。上田慎一郎監督は「仕上げを除けば、ほぼ僕の自宅のMac Proで編集した作品なんです」と明かすと「そんな映画が300館以上の劇場で上映され、評価をいただきました。編集は人の粘りやひらめきが大切だと改めて感じました」としみじみ語っていた。

その他、最優秀アニメーション作品賞は細田守監督の『未来のミライ』が受賞。細田監督作品は『時をかける少女』 『サマーウォーズ』『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』に続き、5作品連続で最優秀賞を受賞という快挙を達成した。

【各賞は以下の通り】
最優秀作品賞:『万引き家族』
最優秀アニメーション作品賞:『未来のミライ』
最優秀監督賞:是枝裕和『万引き家族』
最優秀脚本賞:是枝裕和『万引き家族』
最優秀主演男優賞:役所広司『孤狼の血』
最優秀主演女優賞:安藤サクラ『万引き家族』
最優秀助演男優賞:松坂桃李『孤狼の血』
最優秀助演女優賞:樹木希林『万引き家族』
最優秀撮影賞:近藤龍人『万引き家族』
最優秀賞照明賞:藤井勇『万引き家族』
最優秀音楽賞:細野晴臣『万引き家族』
最優秀美術賞:今村力『孤狼の血』
最優秀録音賞:浦田和治『孤狼の血』
最優秀外国作品賞:『ボヘミアン・ラプソディ』