音楽、ゲーム情報
*

フェスタサマーミューザKASWASAKI 2019 東京フィル公演は超名曲のオンパレード!(ぴあ)

(公開: 2019年08月07日)




[ 元の記事 ]
出典元: ダン・エッティンガー

首都圏オーケストラの祭典「フェスタサマーミューザKASWASAKI 2019」が絶賛開催中だ(7月27日~8月12日:ミューザ川崎シンフォニーホール)。15年目を迎える今年は、首都圏主要オーケストラの他、東北の名門「仙台フィルハーモニー管弦楽団(8月4日)」や、バーンスタインの遺志を受け継ぐ札幌のユースオーケストラ「PMFオーケストラ(8月2日)」などの参加によって、全国規模のオーケストラフェスへと進む道筋も見え始めたように感じられる。

その他の写真

各オーケストラが趣向を凝らしたプログラムを覗いてみるのはなんとも贅沢。でも「多すぎて選びきれない」という方におすすめしたいのが、名曲中の名曲を集めた「東京フィルハーモニー交響楽団(8月11日)」公演だ。“現存する日本最古のオーケストラ”との異名を持つ彼らの気合は半端ではない。同団常任指揮者ダン・エッティンガーの指揮のもと、ワ-グナー:楽劇『ニュルンベルクのマイスタージンガー』前奏曲に、モーツァルトの『フルート協奏曲第1番』&チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」と並んだプログラムは、料理に例えれば、まさに“上質なフルコースメニュー”。しかもソリストは日本を代表するフルーティスト高木綾子なのだから素敵だ。このゴージャスなプログラムを、ミューザ川崎の素晴らしい音響の中で体験する快感を是非ご堪能あれ。

●ダン・エッティンガー(指揮)

2010年4月より東京フィルハーモニー交響楽団常任指揮者。2015年4月より同団桂冠指揮者に就任。シュトゥットガルト・フィルハーモニー管弦楽団音楽監督、イスラエル・オペラ及びイスラエル交響楽団音楽監督。マンハイム国民劇場音楽総監督も務めた。英国ロイヤル・オペラ、パリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場、バイエルン国立歌劇場、メトロポリタン・オペラなど世界の主要歌劇場に定期的に出演。
2003年から2008年までベルリン国立歌劇場カペルマイスター兼音楽監督(ダニエル・バレンボイム)助手。新国立劇場には2004年『ファルスタッフ』以来数多く登場し、2006年新制作モーツァルト『イドメネオ』をはじめ、2009・2010年ワーグナー『ニーベルングの指環』全曲公演等、東京フィルとの共演で大好評を博した。東京フィルには2005年4月定期公演以来定期的に登場し、創造性あふれる指揮で大きな反響を呼んでいる。

●高木 綾子(フルート)

高木綾子は、確かなテクニックと、個性溢れる音色、ジャンルを超えた音楽性で、今最も注目を集める実力派フルート奏者である。テレビ・ラジオへの出演やCM出演など従来のクラシック演奏家の枠にとらわれない幅広い活動とレパートリーで各方面から注目を集めている。
愛知県豊田市生まれ。3歳よりピアノ、8歳よりフルートを始める。東京芸術大学付属高校、東京芸術大学を経て、同大学院修了。これまでにフルートを西村智江、橋本量至、G.ノアック、小坂哲也、村上成美、金昌国、P.マイゼンの各氏に、室内楽を岡崎耕治氏に師事。
高校、大学在学中よりその実力は高く評価されており、毎日新聞社主催全日本学生音楽コンクール東京大会第1位(1995年)、神戸国際フルートコンクール奨励賞(1997年)、大学内にてNTT Docomo奨学金を受け、安宅賞(1997年)、宝塚べガコンクール優勝(1999年)、日本フルートコンベンションコンクール優勝、併せてオーディエンス賞(1999年)、第17回日本管打楽器コンクール、フルート部門第1位及び特別賞(2000年)、第70回日本音楽コンクールフルート部門第1位(2001年)、第12回新日鐵音楽賞フレッシュアーティスト賞(2001年) 、ジャン=ピエール・ランパル国際フルートコンクール第3位(2005年)、神戸国際フルートコンクール第3位(2005年)など多数の受賞歴を誇る。 一方で、大学在学中より本格的な演奏活動を開始。これまでに国内主要オーケストラとの共演はもとより、新イタリア合奏団、シュトゥットガルト室内管弦楽団、ミラノ弦楽合奏団、サンクトペテルブルク交響楽団、フランツ・リスト室内管弦楽団などと共演。2004年秋にはパリ室内管弦楽団との共演でパリ・デビュー。それに続く日本ツアーにも同行し好評を博した。同時に各地でのリサイタルや室内楽など活発な演奏活動を行っている。2010年には、デビュー10周年を迎え、秋に記念リサイタルを行った。
CD録音も活発に行っており、2000年3月には「シシリエンヌ~フルート名曲集」、「卒業写真~プレイズ・ユーミン・オン・フルート」を同時リリースしてCDデビュー。その後、「ジェントル・ドリームズ~20世紀のフルート音楽」、「青春の輝き~プレイズ・カーペンターズ」を同時リリース、クラシックからボサノバまでラテンアメリカの作品を集めた「南の想い」、17世紀から現代までのフルート・ソロ曲を集めた「エール・ブルー~青の余白」、イタリアで収録した新イタリア合奏団との共演による初めての協奏曲アルバム「イタリア」、大地、自然、生命の息吹をテーマにしたフルート名曲集「EARTH」、ギターの福田進一とのデュオアルバム「海へ」をリリースしてそのすべてが高い評価とセールス実績を残している。2010年には、デビュー10周年を記念して、ベスト盤(日本コロムビア)とモーツァルト:フルート協奏曲集(エイべックス・クラシックス)をリリース。2011年7月には、モーツァルトのフルート四重奏曲全曲集(エイベックス・クラシックス)よりリリースして好評を博す。
現在東京藝術大学准教授、および洗足学園大学客員教授、日本大学藝術学部、武蔵野音楽大学、桐朋学園大学の非常勤講師として後進の指導にもあたっている。